2008年2月28日木曜日

35 草原

その男は、潜んでいた。青々とした草原の香り。やはらかに吹き抜ける風。待っていた。夜の闇に朝の太陽が差し込み始めたとき、その美しいものは、現れた。そろりそろりと舞い降り、ふわりふわりと消えていった。男は、いつしか、夢の中にいた。

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