2008年2月28日木曜日

33 白いテーブル

その白いテーブルは長い間、そこに捨てられていた。山奥の林道の脇におかれるかのように捨てられたいた。一年に数回しか、人が通らないこの場所に。テーブルの上にからすが降りてきた。跳ね回るからす。そのうちにからすの足がテーブルにうずまり始める。羽ばたき、あばれるからす。どんどん身体がテーブルに飲み込まれ、数分で、すべて飲み込まれた。

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