頭の中で思い描いた場所に行くことが出来た。
海に行きたいと思えば、そこにいる。
空を飛びたいと思えば、高い雲の上を飛んでいた。
男は、どこへでも、いけた。
いつのころからか、自由にできた。
ある本によると、四次元での動きなのだという。
男は、三次元で生きているが、四次元にいる男が現実で、三次元にも来ていると考えるのが普通だろう。
三次元でいる男が考えてもはっきりした答えはでないので、男は、できるだけ考えないようにしていた。
男は、四次元の行動が出来ることをだれにも言ってなかった。
いえるものでも、なかったのである。
ある日のことである。
男は、宇宙の端へ言ってみようと思った。
そのときには、もう、そこにいた。
そこは、確かに、端だった。
なぜなら、そこから見えるところに、もうひとつの、宇宙が見えていた。
宇宙は、ひとつではなかっあ。
一般的にいわれている宇宙は、男がいるところの宇宙である。
しかし、宇宙は、無数にある。
男の宇宙は、無数の宇宙の一つでしかないことを知った。
それを知ったそのとき、男は、自分の中の宇宙にも気づいた。
宇宙とは、大きさを測れるものではない。
いろいろな場所に存在していて、さまざまな生き物の中にも存在していた。
宇宙の中に、宇宙があり、さらに、その中に、宇宙がある。
その宇宙の中には、その宇宙を含有している宇宙も中に存在していた。
つまり、宇宙とは、大の中に、小がある。
小の中に、大がある。
エンドレスの宇宙がつながっているのである。
男は、そのことを理解した。
男は、一層、今の世界では、異質のもののように感じられた。
しかし、あることにも気づいた。
このことに気づいた自分がいるということは、ほかにも、大勢のものがそのことに気づいているはずである。
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